2014/02/15
















15. 02. 2014 in Berlin

今年のBerlinale、ベルリン国際映画祭に
出品していた山田洋次監督作品『小さいおうち』
山形から出てきた女中さん役の黒木華さんが
銀熊賞(最優秀女優賞)を獲得☆
映画の舞台のほとんどは、昭和初期の東京。
そして、赤いお屋根がかわいい小さいおうち。

昭和初期の日本はおろか、お正月の風習とか
そういった日本の伝統文化をほとんど知らない
ドイツ人の友人と一緒に鑑賞。
随所に出て来る日本の風習文化を友人が
どこまで理解出来るか若干不安だったものの
後半では、隣の席で涙を拭う友人。

観終わった後は、劇中に出てきた、お雑煮、お屠蘇、
洗い張り、着物、資生堂カフェや、銀ブラなどなど、
当然質問攻めにあい、黒ビールにタパスをつまみつつ、
頭の中の引き出しをあちこち引っ張りだしながら、
手を変え品を変え、分かりやすく説明。

まぁ、その作品に対する前知識は、
あるに超した事ないけど、例えなくても、
たまに分からない部分があっても、
思わず泣いてしまう程の力がある作品って
ホント、すごいなぁ。