2013/12/12































12. 12. 2013 in Berlin

御年100歳を迎えるK. O. Götzの個展オープニング。
大きな空間にダイナミックな作品の数々。

近づいて観たり、離れて観たり。
嗚呼、堪能堪能。


「貴方もアーティストなんですか?」
「いや、ギャラリストですよ。他の街でギャラリーやってます。」

そんな流れでひとしきり会話した後、名刺交換。
帰宅後、早速頂いた名刺に書かれていたギャラリーをネットで検索。
確かに、ギャラリーを経営しているみたいだけど、
お医者様としての顔もお持ちのドイツ人男性。
経歴としては、まぁ、断然お医者様としての方が
断然長い訳でして。。。

お医者様で、アートが好きで、ギャラリーやります。

そんな流れもまぁ分からなくはないけれども、本業とか、
プロフェッショナルとしての部分を考えると、
こういうタイプの人って、自分ではどう考えてるの
かしら???と、ふと思ってみたり。

まぁ、普段はそんな事あんまり考えませんけど、
今夜、同じ会場で会った知人は、親の代から
ギャラリー経営。親子揃ってギャラリスト。
そして、まぁ、自分自身も考えてみれば、
親子揃って写真家だったりするわけで。

どんな職種でも、極めるのは一朝一夕とはいかず、
片手間で出来る事など何もなく、ましてや、
お医者様なんて専門性の極めて高い職業。
ギャラリストとしての自分のプロ意識とか
どう考えてるんだろう?と、まぁ、本人に
してみれば、全く余計なお世話的な事に
しばし頭を巡らす、霧だらけのベルリンの夜なのでした。